「君のお陰で幸せだ」と言われたい

結婚とは「男が女を幸せにするもの」と思っている男性が多いです。結婚を申し込む時に「必ず幸せにしてみせます」などと気負った約束をした人も多いでしょう。その意気込みは素晴らしいことです。でも、幸せって夫婦の一方が提供するものでしょうか?

夫が「上から目線」になるのはなぜ?

妻を幸せにするために頑張っている、家族を養うために一所懸命働いている、という意識を結婚当初から抱いている男性は多いでしょう。その気持ちのせいで、男性は無意識に「自分は一段上」にいると思い込んでいます。

「幸せを提供しているのだから、偉い」という上下関係を夫婦の間で作り、自然と言葉遣いも「上から目線」になります。これは必ずしも悪いことではありませんでした。少なくとも昭和の時代までは「常識的」な考え方だったといえます。

現代では社会全体の緊張感が高まり、男性の多くが強いストレスの中で仕事をする毎日。仕事の疲れから、妻に対して、「誰のお陰でメシが食べられるのか?」と、つい不満を持つこともあるでしょう。「俺だけが頑張っている」「俺だけが苦労している」と被害者意識に繋がることもあるかも知れません。

妻はその点に不満を感じてしまいます。「幸せはあなたがくれるものじゃない」と。

妻も「夫を幸せにしたい」と思っています

夫婦の間に愛があるなら、妻も「夫を幸せにしたい」と願っています。夫から「俺が一所懸命働いて、お前を幸せにしている」と思われていることは知っています。夫がいなければ今の生活が成り立たないことも理解しています。感謝もしているし、幸せだとも思っています。しかし、「一方的に過ぎないかな?」とも、心のどこかで感じているものです。それが妻の不満に繋がります。

妻は夫から「君のお陰で幸せだ」と言ってもらいたいと願っています。自分も夫を幸せにしている、と感じたい。自分の存在価値、存在意義を夫の言葉で確認できたら嬉しいものです。

「俺が家族を幸せにする」という意識が強い夫は、妻に対して「君のお陰で」という発想はできないものでしょう。「お父さんありがとう」という感謝の言葉を求めるのであれば、妻に対しても「ありがとう」という意識を持つべきです。自意識を少しゆるめて、「幸せを夫婦でつくろう」と考えられれば、妻との絆も強くなるはず。

夫婦生活も「互いに高めあうもの」という意識ですれば、より充実するはずです。ED気味で自信のない人は、妻にも打ち明けるべきです。夫の弱い一面を知ることは、妻にとっては「支えるチャンス」。温かく協力してくれるはずです。その上で、専門クリニックに相談しましょう。

結婚生活は夫婦が協力し合って作るもの。妻への感謝の気持ちを表現することが、夫婦円満につながります。