夫がついしてしまいがちな言葉のセクハラ

セクハラというと、職場などで、男性社員が女性社員に対してするものが一般的ですが、必ずしもそうではありません。男性上司が部下に対して「君は女のくさったような男だな」と言えば、これも立派なセクハラです。既婚の女性上司が女子社員に対して「あなたまだ結婚しないの?」と言えば、これもハラスメントになります。相手が誰であれ、嫌な気持ちにさせる可能性のある性的な言動をすることは、全てセクハラです。家庭内においても同じで、夫が妻に対して性的な発言をすることが、結果として相手を不快にさせることがあります。これが、セックスレスの原因となることもあるのです。

ペニスが小さいと言われれば、男は縮む

男性はペニスに対するこだわりが強いものです。モノの大きさとか持続力とかには、若い人も熟年も誰もが気にしています。女性から「小さいのね」と言われれば、ショックのあまり隠したくなるでしょうし、「早いのね」と言われれば、「水冷法」だのなんだのとペニスの鍛錬をし始める人もいるでしょう。中でもショックなのは、「勃たないのね」と言われることかもしれません。男性は「勃つ」ことがとても重要で、勃たなくなれば誰でもとても気分が落ち込むはずです。

現代においては、バイアグラのおかげでほとんどのEDが簡単に治るようになっていますので、その点で悩む人は少なくなりつつありますが、「クリニックの門をくぐるのが恥ずかしい」などと、なかなか医者を頼れない人もいるようです。EDの専門クリニックであればスタッフは男性ばかりですし、ペニスを出して医師に診てもらうような診察はありませんので、気兼ねなく受診できますので、悩んでいる人はすぐに訪ねるべきでしょう。

女性も体の悩みをもっています

「小さいね」と言われて男性の心がしぼんでしまうのと同様に、女性も体についてネガティブな言葉をかけられれば、傷つきます。妻が妊娠して胸が大きくなるとそれを見た夫は大喜びしますが、子育てが終わってしぼんでしまうと、「小さくなっちゃったね」とコメントしたりします。こうした言葉は妻の「やる気」を大きく損ない、「小さな胸なら、揉んでもらわなくて結構です!」と意固地にさせてしまいます。

出産後に「この穴から子供が出てきただけあって、ゆるくなったね」などと言われれば、最悪な気持ちになるでしょう。実際にゆるくなったかどうかはともかく、出産という大仕事をしたのに、ねぎらいではなくバカにするような言葉をかけられれば、妻が怒るのも当然です。「あなたのペニスのせいでゆるくなったのよ。だからもう入れないで」とセックスを拒否する人もいるでしょう。

男性にとっては小さなことであっても、女性にとっては大事なのです。女性にとって男性性器の大きさなどあまり問題ではないのに、男性が気にするのと同じこと。夫は妻の体について、気をつけて発言しなければなりません。セックスレスの原因が、こうした小さな「セクハラ」だということも少なくないからです。

ちょっとしたジョークのつもり、軽口のつもりで発した言葉が妻を傷つけ、セックスレスに陥るケースもあります。妻の体に対してコメントするときには、十分な配慮が必要です。