男にはセックスがめんどうになる時もある

男性の性的な欲求は、心にゆとりのある時ほど大きくなるのかもしれません。普通、EDになるのは中年以降の年代層ですが、最近は20代でもなる人がいるそうです。その原因のひとつとして挙げられるのがストレス。仕事が忙しかったり悩みごとがあったりすると、EDになりやすくなるそうです。それゆえ、若い人の中にもバイアグラのお世話にならないとセックスできない人がいます。中高年層ならなおさら。「最近ぜんぜんやる気が起こらない」という人は、ストレスがたまっているのかもしれません。

セックスが「労働」になってはいませんか?

仕事に傾けるエネルギーは人によって異なります。バリバリ働いて出世したいと考える人や、目標に向かって頑張る志向性の強い人は、しばしば頑張りすぎてしまいます。若い頃には責任は軽いのでそれほど気になりませんが、年齢とともに仕事の重要性が増し、ひとつのミスが大きな問題につながるリスクも大きくなります。若い頃には、ただ頑張ってさえいれば結果はどうあれ評価されたものが、ある一定の地位につくと、頑張るだけでは無意味になります。「結果」を出すことを求められ、達成できなければ責任を取らなければならなくなることもあるでしょう。

地位が上がり給料もアップして豊かになる反面、ストレスが強くなり、いつも何かに追われている感覚に陥りやすくなってきます。そこで上手に緊張感を解放できるのであればいいのですが、いわゆる「仕事人間」として一筋に生きてきた人の場合、なかなか気分転換をすることができません。「疲れを取るために、とにかく眠りたい」と思っているところに、ベッドで妻が体を寄せてきて「今晩どう?」とささやかれると、がっくりきてしまうのです。「会社でも仕事、家のベッドでも仕事なのか」と思えてしまうこともあるでしょう。これが何度も続くと、気づいた時には「セックス=仕事」となり、ベッドでもストレスをためることになってしまいます。

疲れているからと誘いを断れると、夫婦仲は悪くなる

多くの男性が、「家族に対する責任感」をもって仕事に励んでいます。妻子を養うために頑張らなければならないと、必死に働いているのです。その仕事が原因でストレスがたまり夫婦生活が少なくなったとしても、夫にしてみれば、「仕方のないこと」です。仕事を頑張らなければ家族を幸せにできないのだから、そちらが第一。そのためにセックスは犠牲にしても構わない、と考えることに罪はありません。

一方で、妻の側に立ってみれば、誘いを断られることほど屈辱的なことはありません。若い頃には毎日求めてきた夫が、今では逆に誘われても乗ってこないとなれば、「私に興味がなくなったのか」と傷ついてしまうでしょう。夫をこらしめるために「次に誘われた時には断ろう」と決心することもあります。そんな気持ちのすれ違い、体のすれ違いが発展し、気がついてみると「もう1年ほどセックスしていない」などという事態が生まれてしまいます。

ストレスがたまると男性は性生活が面倒になることがあります。そんな時こそ、夫婦の会話を大切にすべきでしょう。どんなに疲れているか、何が悩みなのかを妻に打ち明けることで、互を分かり合うことができますし、セックスレスに陥るリスクを回避することもできるでしょう。