買う気もないのに試食をするな

デパートやスーパーの食品売り場で試食をさせるのは、美味しいと感じた人が買ってくれるのを期待しているからです。だからと言って、買う気がなくても食べても構わないものです。食べてみたら、どうしても欲しくなって買ってしまう人だっているかも知れません。

お店サイドにしてみれば、とにかく味見してもらうことが重要です。例え買ってくれなくても、美味しそうに食べてもらえるだけでも宣伝になりますし、人が集まれば店が繁盛しているイメージにもつながります。試食してもらうのは、実は店にとってはありがたいことです。 しかし、女性の中には「試食する夫」が嫌いな人もいます。

ケチくさい、貧乏臭いのは嫌い

もしあなたが、美味しいものに目がないグルメならば、例え買う気がなくても食品売り場の試食は、妻にとっては、かっこ良くうつるのではないでしょうか。試食する姿を「かっこ悪い」「醜い」と感ずるとすれば、行為そのものではなくそれが象徴するものが嫌いだということになります。

「タダのものは食べなきゃ損」という感覚で食べているのであれば、そこに「ケチ臭さ」「食い意地の悪さ」を妻は感じているのでしょう。試食だけにそれを感じているのではなく、普段の生活の中の他の面でもそう感ずることがあるからこそです。

思い切って尋ねてみましょう

試食は悪いこととは言えませんが、少なくとも妻に嫌われる一面であることを知るべきです。機会があれば、ぜひ妻に尋ねてみましょう。「この試食、食べてみる?」と。冷たい反応ならば、嫌っている可能性があります。思い切って切り出しましょう。「カッコ悪いかな?」と。

もし、妻がうなずくようなら、他にもどんなところが良くないと思うか尋ねてみましょう。真摯に聞けば、「良い機会だ」と考えて本音を聞かせてくれるかも知れません。夫にとっては、かなり耳の痛い話になります。「そんな小さなことで…」「その感覚はおかしい」などと反論したい気持ちになることもあるでしょうけれど、議論の余地はありません。生理的な好き嫌いに、理屈は関係ありません。ただ黙って聞き、受け入れる覚悟が必要です。

妻が夫に抱く、最も嫌いな面を知ることができれば自分を変える良いチャンスになります。妻と同じように、他人からも嫌われている面なのかもしれません。「良薬は口に苦し」と心得て、素直な気持ちで受け入れましょう。