万が一の時にどうしますか?

「終活」という言葉をご存知でしょうか?終活とは「終末活動」の略称であり、「人生の終わり(終末)に向かって準備(活動)をすること」です。遺書を書き残したり、お葬式の段取りを事前に決めたり、生前にそれらのことを決めておけば、いざという時も慌てずに済みます。

40代や50代の男性としては、終活をするには少し早いと言えます。しかしそろそろ体にガタが来る年齢でもあるため、「もし病気になったら」という程度は考えた方が良いでしょう。

働けなくなることを想定する

サラリーマンの方には社保がありますが、商売人の方は病気をすると仕事そのものを続けにくくなり、難しい立場だと言えます。またサラリーマンであっても、大きな病気をすれば会社を辞めなければならない場合もあるでしょう。

バリバリ働くのは良いことですが、そのような事態を想定されたことはあるでしょうか?家族を守るためにも、「もし働けなくなったら」と想定して、夫婦で話し合うことが大切です。

「夫婦で話し合う」という点がポイントです。男性の中には、「働けなくなるのは自分だから、自分一人で考える」という方も多いようです。しかし冷静に考えてください。あなたが働けなくなって困るのは、あなただけではなく家族も同じです。

共働きで「妻の収入だけでも十分にやっていける」というのであれば問題ないかもしれませんが、とくに専業主婦の奥様をお持ちの方であれば、絶対に夫婦で話し合うようにしてください。

そうすることで、「働けなくなる状況」や「収入が途切れた時のこと」を夫婦で共有できるため、何かあった時でも「今は何をすべきか?」がよく見えるようになるのです。

夫婦で話し合うことで貯蓄の意識が芽生える

もう1つ、夫婦で話し合うことで「貯蓄」に対する意識が強くなります。収入が途切れることを二人で想定するため、「何かあった時のことを考えれば、今のうちに貯えを作っておこう」と二人そろって思うようになるはずです。

なかなか貯金できなかった夫婦でも、「働けなくなる」という状況を二人で話し合ったところ、急に貯金が出来るようになることもあります。

お金以外のことも話し合っておこう

たとえば住環境についてですが、今の住居のままにするのか、あるいはどこかに引っ越すのかなど、これについても話し合うべきです。

また病気になった場合の入院先の病院、連絡先なども事前にチェックしておきましょう。病気などになると、状況は待ったなしで変わっていきます。慌てて対処しても上手くいかないことが多いため、事前に準備できる部分は事前にやっておくべきでしょう。

いかがでしょうか?30代、40代、あるいは50代の方でも、「何かあった時」について夫婦で話し合う方は少ないようです。

しかし何かあってからでは遅いため、「俺はまだ病気をする年齢じゃない」と考えるのではなく、ぜひ健康なうちに話し合っておきましょう。なお真剣に話し合うのではなく、気楽な感じでもOKです。「まぁ、ないと思うけど…」というぐらいの感覚でも構いません。大切なのは「話し合うこと」であり、そこである程度のことを決めておけば良いと考えてください。