自分で勝手に決めていませんか?老後のプランを。

長く連れ添ってきたご夫婦にとって、晩年の大仕事といえば「老後をどうするか?」を決めることです。しかし日本人夫婦の場合、どちらかと言えば男性の意向が優先されるケースが多く、奥さんが我慢することも多いでしょう。

これではいけません。奥様のこれまでの我慢もあるでしょうし、話し合いなしで決めることは熟年離婚の原因にもなってしまいます。

なぜ老後を話し合うのか?

理由はいくつかありますが、まずは上記の通り「どちらかが我慢するのを防ぐため」と言えます。老後の生活は、やはり静かにストレスフリーで過ごしたいものです。そこに我慢の二文字が入ると、夫婦間に大きな溝が出来てしまうことも珍しくありません。

しかし、双方が完全に満足できるプランを見つけるのは難しいでしょう。お金の問題もあるため、「譲るところは譲る」の精神を忘れないようにしてください。

どのようなことを話し合うのか

まずは「老後に何をしたいか?」をお互いが発表しましょう。そして実現可能かどうかを、「お金」の観点でチェックするのです。老後の生活資金は残しつつ、自分たちで自由にできるお金をざっくり計算してください。その範囲内でやりたいことが出来るのであれば、さらに具体的に話を進めても構わないでしょう。

続いて住環境です。今の住居で良いのか、あるいは別の場所に引っ越すのか、これに関しては特にじっくり話し合ってください。というのも、夫は妻の交友関係をあまり把握していないケースが多く、「引っ越したら友達に会えなくなる」という妻の気持ちを理解しにくいのです。夫の方から「友達とか大丈夫?」と気を遣うようにしてください。

「ちょっとした収入源」についても話し合っておきましょう。定年後に農園を始めて、そこで出来た作物を販売されるご夫婦も多いですが、まったくの無収入では生活の心配が絶えません。したがって「ぎりぎり生活できる程度」の収入減をどう確保するのか、その上で二人が楽しめる方法などを話し合うのです。

いかがでしょうか?老後について話し合うことは非常に大切なのですが、男性の方が乗り気でないご家庭が多いと言えます。老後に関しては、むしろ女性の方が真剣に考えるのです。だからこそ男性の方も、聞き流すのではなく妻と向き合って真剣に話し合うようにしてください。

老後の生活は、現役時代よりも夫婦でいる時間が長くなります。つまり我慢が続く生活になれば、それだけ冷めた関係の老後が待っていると考えてください。実際、それに嫌気を指して離婚される熟年カップルも多く、現役時代にしっかり話し合っていなかったツケが回ってきているということでしょう。 だからこそ真剣に話し合い、双方の妥協点を見つけ出して、少しでも充実した老後の生活を送れるようにしてください!